ビーダルは知っていた

次のポケモンコンテストが開かれるズイタウンを目指して旅を続けるサトシ一行はまだ完成していない橋で石切職人のポケモンを育てるブリーダーのイシスと知り合った。橋の完成の期日は迫ってきていたが、石切職人のビーダルが尊敬する名人がぎっくり腰で現場を離れて以来仕事をしてくれないという。タケシがどんなに手を尽くしても動いてくれず、しかし石切場で作業しようとすれば妨害してくる。やがて痺れを切らした設計士が自分のポケモン達だけで作業を進めようと強行に出て、邪魔立てするビーダルを大勢で襲ってきたのでサトシ達はビーダルを助太刀して設計士のポケモン達を撃退。それでも自分の名誉のために橋を完成させようと強行する設計士の前に名人が現れた。実はぎっくり腰は嘘で設計に納得がいかなかった名人は現場を離れて欠陥を見つけ、新たな設計図を練っていたのだ。これにより設計士の目論見は潰され、名人とビーダル、そしてサトシ達によって橋は完璧な状態で完成された。そしてサトシ達は名人からお礼にときあいのハチマキを頂くのだった。